【現役エンジニアが語る】エンジニアの仕事ってこんな感じ【未経験でもできる?!】

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エンジニアって働き方って興味あるけど、実際どうなんだろう?
結構稼げるとかブラックとか聞くけど……
未経験でもやっていけるのかな…?

こんにちは。現役派遣エンジニアの如月です。

この記事をご覧のあなたは「エンジニア」という職業についてどんなイメージを抱いているのでしょうか?
そしてそのイメージに対して実際はどうなっているのでしょうか。

本記事では如月の経験から感じたエンジニアの仕事の実態についてざっくりと書いていこうと思います。
※ 細かな作業内容なんかについては触れません。あくまで全体的にこんな感じ、って内容です。

エンジニアの仕事ってどんなことをするの?

いきなり結論ですが、エンジニアの仕事ってこんな感じです。

  • エンジニアの仕事は、意外と地味
  • 大変なこともあるけど、得られるものも大きい
  • やばい会社に入ってしまったらさっさと転職しよう!

それぞれ解説……の前に、エンジニアの仕事に対するイメージを見てみましょう。

エンジニアの仕事のイメージ

さて、あなたはエンジニアという仕事に対してどんなイメージをいだいているでしょうか。

  • なんとなくかっこいい
  • クリエイティブな感じ
  • 一日中パソコンに向かって、
  • 複数のディスプレイで、黒い画面をいくつも開いてカタカタやって……
  • ッターン!ってやってるみたいな

どうでしょう?上記は如月が新人の頃、配属の前に抱いていたイメージなのですが(笑)。
こんなイメージありませんか?

あるいは逆にこんなイメージもあるのではないでしょうか。

  • 残業多いとか
  • 働く割に給料低いとか
  • みんな目が死んでるとか聞くけど
  • デスマーチとか過労とか怖いし……
  • 専門的な知識が必要なので初心者には難しいんじゃ…?

エンジニアの仕事、実際はどうなの?

如月は元々文系出身で全くの未経験でエンジニアになりまして、かれこれ10年以上派遣エンジニアとして働いております。
20件くらいの案件をやってきた経験から、実際に仕事はどんな感じかをお伝えしますね。

エンジニアの仕事ってかっこいい?! ⇒ やることは結構、地道で地味!

これは入社前、配属前に抱いていたイメージに対して大きく落差を感じました。
まぁ結構地道で地味で泥臭いことやるんですよ。特に始めのうちは。

  • ドキュメントの読み込み、整理
  • テスト条件を考える
  • テスト結果が正しいか確認
  • 資料作成
  • プログラムが思ったように動かないのでひたすら調査……

などなど、こまごまとした作業とトライ&エラーの連続です。
あ、ッターン!はやります。で、上司にうるさいって怒られるまでが通過儀礼です。

如月が2年目で官公庁系のお仕事してた頃とかは、
ドキュメントに書かれている文章が難しすぎて全く意味が分からなかったことを覚えています。
日本語で書かれているのに意味が読み取れなくて大変でしたね……
なんか北斗の拳とか男塾とかに出てきそうな漢字の羅列が多くて、しかも意味が分かりにくいという……
必殺技名みたいにカッコよければ覚えやすいんですけどね~。
蒙古覇極道とか泰山流千条鞭みたいな……

デスマーチとかほんとにあるの…? ⇒ 残念ながら存在します

実際のところ、炎上プロジェクト、いわゆるデスマーチと呼ばれるプロジェクトも存在しまして、如月もいくつか経験したことはあります。
そして、残業がっつりやって土日も出て、月の稼働時間が350時間とか行ったこともあります。
(周りの話し聞くと400越え経験者とかもざらにいます……)

自分が受けたデスマーチでの一番の理不尽は、3日徹夜した対応した内容を、
この対応しちゃうと他に影響で過ぎるので元に戻して、って言われたことですかね……

未経験でもできるの? ⇒ なんとかなりました!

上にも書きましたが、如月は文学部出身でエンジニアのエの字も知らないで入社した人間です。
なんなら今でもエンジニアのエンくらいまでしか分かってないような気もしますが、
それでもなんとか食らいついて、気づけば2019年4月で13年目に突入してしまいました。

未経験でも簡単にできる、なんて言いません。大変なことも辛いことも当然たくさんありましたし、自分には向いてない、辞めてしまおうかと本気で悩んだ時期もあります。

それでも辞めずに続けてこられたのは、一番は周りの人に恵まれたからですが、
自分のできることが増えていくのが楽しかったからというのも大きいと思います(詳しくは後述します)。

もちろん本人の努力次第ではありますが、未経験でもなんとかなりますよ!
ちなみにエンジニアになるにあたって必要な資質なんかを別記事にてまとめました!よかったらこちらもお読みください!

【意外?】エンジニアに求められる資質とは?【超基本的なたった2つのこと】
エンジニアに興味ある人エンジニアってめちゃくちゃ頭いい人とか、半端なく勉強していける人しかやっていけないイメージ……自分にはとてもできそうにないな……如月そんなことないですよ~。別にずば抜けて頭が良かったり尋常じゃないほど勉強しなきゃやって

実際に働いてみてどうなの?

エンジニアの仕事に対するイメージと、その実際について書いてみました。

続いて、実際にそんな環境で派遣エンジニアとして働いてきた経験から感じる、いいところと辛いところを挙げてみます。
※ 如月は派遣エンジニア(常用型派遣)としてしか働いたことがない ため、派遣ベースの意見となります。といっても派遣かそうでないかでそう大きく変わるものでもないかと思っていますが。
※ 「常用型派遣」と「登録型派遣」についてはまた別途記事を作成する予定です。

いいところ

自分の幅が広がる

単純に、自分の知識、できることが広がるのは楽しいですね。

  • 先週までさっぱり理解できていなかったことがある日突然「繋がった」と感じたり
  • 以前の自分なら3日はかかってそうなソースコードを3時間くらいで書けちゃったり
  • 先輩に教えてもらっても意味不明だった概念をいつの間にか後輩に説明できるようになっていたり

などなど、自分の成長をダイレクトに感じることができます

応用が効く

また、一つのプロジェクトの経験が別のプロジェクトで活きたりします
前のプロジェクトで普通に使っていたツールを新しいプロジェクトで提案したらものすごく感謝されたりだとか、
前上手く行っていた方法を新しいプロジェクトでも試してみたらいい感じに進められたとか。

これはあちこちのプロジェクトに参加できる派遣型ならではの特典かもしれませんね。
プロジェクトだけじゃなく、転職活動や転職後の働き方なんかにも活かせます

人脈が広がる

これも派遣型ならではの利点かもしれません。
短期間で色々なプロジェクトを回る(こともある)ため、必然的に関わる人間も多くなります。

そのため、自社以外の人間と多く繋がることができます。
営業でもないのに自社以外の人間と多く関わる機会が持てるというのは大きな強みだと思います。
人の繋がりがどこでどう活きるか分からないですからね。
色んな人と仲良くなりましょう。

逆に自社の人間とはほとんど絡まない、なんてことも派遣型ではよく聞く話しですね。

これは自分の反省点なのですが、若手の頃は「どうせ現場変わったらそれっきりでしょ」と思って、現場の人と必要以上に仲良くならないようにしていました。
普通に現場では仲良くしていた人たちもいたのに、転職してしまってもう連絡もとれない人もいます。
折角の出会いだったのに、非常にもったいないことをしたなぁと思います。

給料は(大体は平均より)高め

これも会社次第なので一概には言えないのですが、エンジニアの平均年収は一般の平均年収よりも高いようです。

システムエンジニアの年収は550万円(最新年度)
システムエンジニアの年収の特徴:言語や開発、業種によっても変わりますが、平均は上記の年収となりそうです。
職業別年収ランキングでは、18位(129職種中)でした。 しかし、エンジニア自体が減少していますので、今後は希少価値が高まり、給料の増額が見込める安定時期に突入していきます。

https://heikinnenshu.jp/it/se.html

ただ、気をつけなきゃいけないのは、稼働時間(残業時間)です。

残業時間が高いからその分残業代がついて年収は高いけど、残業がなくなったら一気に給料が下がって生活が苦しくなった、なんて話しも聞きます。

実際自分も、1社目は基本給は低かったですが、残業代はフルでついたので手取りは一応平均よりはもらっていました。
が、残業をあまりしなかった年の年収は300万くらいとかでした。当時26歳とかです。

この辺は、いかに高単価の案件に入れるかも大事です。
そのためにもスキルを磨いておく必要もありますが、会社の営業力に左右される部分も少なくないです。

フリーランスに転向しやすい

フリーランスに転向しやすいのも派遣エンジニアの利点ですね。

フリーランスエージェントを利用すれば、会社が案件取ってくるかエージェントが案件取ってくるかの差だけで、客先に出向してプロジェクトを回す、ってことには変わらないのですから。
やることは変わらないのにフリーランスとして独立するだけで月収が10~20万とか上がったりするそうです。うひょ~!

実際、如月もフリーランスエージェントさんに話し伺ったことがあるのですが、
今の働き方と特に変えることなく月収60~70万くらい狙えると言われました。

税金周りとか、自分やらなきゃならないことは増えますが、この収入アップには代え難い魅力を感じてしまいます…!
諸々あって結局フリーにはならないことにしましたが。この辺もいずれ別記事にする予定です。

辛いところ

プロジェクトガチャ

これも派遣ならではかな。派遣じゃなくてもあり得る話しではあるけど、派遣の方が遭遇率は圧倒的に高いはず。

よく言われますが、「プロジェクトガチャ」です。
残業なし高待遇な☆5ホワイトプロジェクトに当たるか地獄の☆1炎上プロジェクトに当たるかは運次第だったりします。
(☆1もそこまで排出率が高くないのが救いですね……)

「え、なにそれ怖い」「運次第でどんなとこ飛ばされるか分からないの?」

そんな声が聞こえてきそうです。

それにつきまして、プロジェクトは「ある程度選ぶことは可能」です

これも会社の仕組み次第にはなってしまいますが、
プロジェクトに割り当てられ前に自社の上の人と、どんなことがしたいとか今後どうなっていきたいとか話し合う機会があって、
実際に割り当てられる際にも「こんなプロジェクトだよ」と事前に説明はあるはずです。
ないところだったら全力で逃げましょう。

如月の経験だと、1社目は営業も兼ねている社長の言われるがままにプロジェクトにぶち込まれた感じでしたね。まぁこれといってやりたかったこともなかったのでさほどそれが悪いとは思ってませんが。
炎上プロジェクトにぶち込まれたのは、まぁ、ね……

2社目は自分で選べるよ!と聞いて入ってみたものの、実際は完全に好きに選べるわけではなく、
入社後に色々制約があることを知らされてなんだかなぁ、って感じでしたね……

とはいえ

これはあくまで如月の体感ですが、ここ5年 (2014年~) くらいで高稼働プロジェクト、
いわゆる炎上案件、デスマーチ案件は減ってきていると感じます。
(まぁつい2年ほど前にもぶち込まれたので、なくなったわけじゃありませんが……)
(早く駆逐されないかなぁ……)

働き方改革で残業規制しているところが増えているともよく聞きますし、
7年(2012年~)より前くらいだとあちこちよく炎上していた印象があります。
当時新人に近かったからそう感じていた可能性もありますけどね。

給料は安いところは安い

これはもうどうしようもないですが、非常に残念ながら安いところは安いです。
幸い如月は当たったことはないですが、残業バリバリさせるくせに残業代出さない(初めからみなし残業代がついていてそれ以上出さない)みたいなところもまだあるみたいです。
この辺は入社前によくよく確認しておきましょう。

これはエンジニアとして就職した後の話しになりますが、もし給料低いところに入ってしまったら……
ある程度経験を積むまでは下積みと割り切って、その後はさっさと転職しちゃいましょう!

自分も1社目には10年ちょっといたのですが、もっと早く転職していればよかったなぁとは思います。
会社が嫌いになったわけじゃないし、未経験の自分を入れてくれた恩もあるし……
みたいなことをグダグダ考えてなかなか動けませんでしたが、
給料アップさせたいならさっさと転職です。早く見切りをつけましょう!!

まとめ

いかがでしょうか。エンジニアの仕事、イメージはわきましたか?

  • エンジニアの仕事は、意外と地道で地味で泥臭い
  • 大変なこともあるけど、得られるものも大きい
  • やばい会社に入ってしまったらさっさと転職!

これらについて、ご理解いただけたでしょうか。

まぁ大変じゃない仕事なんてありませんし、フリーランスに転向しやすく、給料爆上げも狙えるのはエンジニアの大きな魅力だと思います。

どうやったらエンジニアになれるの?

如月は1社目に就職する際は、大学の先輩に誘ってもらったので、ある意味縁故採用でした。
なのであまり参考になることは言えませんが、今はエンジニア不足が囁かれております。
もし周りにエンジニアの人がいたら、思い切って未経験でも入れてもらえないか聞いてみるのもいいと思います。

周りにそんな人いないよ!という方はこんなサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

こちらは有名はTECH::EXPERTというスクールですね。
当然お金はかかりますが、14日以内なら全額返金保証もついているので、
いざ始めてみたら合わなかったな、となっても安心ですね。

費用は決して安くはないですが、エンジニアとして就職できちゃえばぶっちゃけ数か月でペイできます。
むしろ今後何年何十年と使える技術を手っ取り早く身に着けるには非常に効率がいいと思います。

無料でキャリアカウンセリングもしてもらえるので、興味のある方は予約してみはいかがでしょうか。

もう一つ。こちらはなるべくお金をかけたくない人向けです。

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自分が大学の頃にこんなサービスあればよかったのになぁ……
「バナーには20代のための」と書いてありますが、30代はダメ、というわけでもないようなので、
興味があれば問い合わせてみましょう。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

如月でした。

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