
エンジニアってめちゃくちゃ頭いい人とか、半端なく勉強していける人しかやっていけないイメージ……
自分にはとてもできそうにないな……

そんなことないですよ~。
別にずば抜けて頭が良かったり尋常じゃないほど勉強しなきゃやっていけないかっていうと、別にそこまでしなくても大丈夫!

うわ!なんか怪しい人出た!
なんですかあなたは!

通りすがりの派遣エンジニアさ。
私の経験から、エンジニアとしてやっていくのに必要な資質をお話ししましょう。
こんにちは。現役派遣エンジニアの如月です。
エンジニアに興味あるけど、なんだかめちゃくちゃ難しそうとか、土日もひたすら勉強しなきゃいけないんじゃないかとか、そんなイメージはありませんか?
実際にどんな資質(性格、といってもいいかもしれません)が求められるか、
自分の経験からお話ししようと思います。
エンジニアに必要な資質とは
さて、エンジニアとしてやっていくために必要な資質とは、どんなものがあるでしょうか?

う~ん、例えば
・圧倒的な知識量とか
・ずば抜けた技術力とか
・柔軟な発想力とか?

もちろん、それらはあるにこしたことはないけど、必須ではないですね。
というか、むしろそれらだけがあってもやっていくのは厳しいかもしれないですよ。
如月の考える、エンジニアとして仕事をしていく上で必要な資質とは、以下の2点です。
- 根気
- コミュニケーション能力

意外ッ!たった2つッ!!
えっ、本当にこれだけでいいの?
っていうかこんなものなの??

「これだけ」と思うかもしれませんが、むしろこれが大事なのですよ。
順に説明していきましょう。
エンジニアに必要な資質①:根気

いきなり根性論みたいなの出てきたやん……

とはいえ、これが非常に大事なのですよ……
というのも特に始めのうちは、 こんな↓ループに陥りがちなんですね。
・何が分からないのかも分からない
・何もかも分からない
・調べる(検索する)⇒ 分からない
・聞く ⇒ 分からない
・試す ⇒ 思うように動かない または
試す ⇒ うまくいった! ⇒ また別の問題が……
要はトライ&エラーの連続なんですよね。
前回の記事にも書きましたが、基本、エンジニアの仕事って地味な作業が多いんですよ。

調べて、聞いて、試して……
現在の問題を解決するために根気強く行動し続けられることが大事ですね。
補足ですが、そのトライ&エラーの連続の中での
「分かった!」「うまくいった!」の積み重ねが大事です。
以下のようなことを地道に根気よくまとめておくと、後々役に立ちますよ!
- どんなことに躓いていたのか
- 何をしたらうまくいったのか
- 何が悪かったのか
⇒ 知識不足か、間違って覚えていたのか、単純ミスなのか、検索方法がいけてなかったのか……などなど
エンジニアに必要な資質②:コミュニケーション能力

コミュ力が大事とか、当たり前じゃん!

その「当たり前」が、意外とできてない人が少なからずいるってことですよ……
別にコミュ力モンスターになって誰とでも即座に仲良くなれ、って話しじゃありません。(そうできたら理想ですけどね〜)
むしろ、「当たり前のこと」を「当たり前にできる」ことが大事です。
具体的にどんなことができればいいかというと……
- はっきりと挨拶できる
- きちんとお礼をいう
- 分からないことは恥じずに伝える
- ミスったら素直に謝る
- 変な言い訳しない
- 指摘されてもふてくされない
- むしろ感謝する
- ちょっとした雑談もできる
などなど。どうですか?

え、別に全然普通のことなんじゃ……
むしろ自分でももうできてる気がするけど…?

ところがどっこい、意外とできてない人が多いんですよ。
特に「分かりません」と「ごめんなさい」。
これを素直に言えるかどうかでその人の評価が大きく変わりますよ!
「分かりません」と言えますか?
これは如月がこれまで色んな人と一緒に仕事してきて感じていることですが、仕事ができる人のほど自分の分からないことははっきり「分からない」って伝えられるんですよ。
逆に、新人さんとか、ある程度年次重ねてる人でも、(よく分からないけどバカにされそうだから黙っとこ……)って思ってそのままにするひとは大抵仕事できないです。

何を隠そう5~10年くらい前の自分のことなんですけどね……
当時の自分は、勉強不足を指摘されるのが怖くて分からないことをなかなか聞けずにいたのですが、(実際勉強不足でしたが……)
自分の10個くらい上の先輩が「ごめん、ここちょっと分からないんだけどどういうこと?」とか普通に聞いてきて、
「あ、聞いちゃってもいいんだ…!」と衝撃を受けたのを覚えています。
逆に、分かってないのにそれをちゃんと伝えられずに分かった振りをしていても、大抵の場合はバレてます。最悪の場合、

(こいつ、よく分かってない癖に分かった振りして、信用できんな……)
と、信用してもらえなくなる可能性まであります。
信用を失うことに比べたら、多少知識不足をバカにされたところで大したことないと思いませんか?
実際、知らないってのは単に経験したことないだけってこともよくあるし、教える側の説明がへたくそで理解できない、なんてこともよくあります。
教える側も、自分の言っていることがちゃんと伝わっているか不安なもんです。なので、分からないことはむしろ聞いてくれた方が安心ってこともままあります。
なので、分からないことに対して変に恥じずに、堂々と、「すみません、ここがよく分からなかったので、もう一度教えてもらえませんか?」と言えるようになりましょう。
※もちろん、「あなたの説明が下手くそだから分からないんです!」なんて思ってたとしても態度に出しちゃダメですよ!
結構、人って質問されると嬉しいもんです。大抵の人は快く教えてくれますよ。
ただし、もし万一質問した内容に対して必要以上にマウントとってくる人がいたとしたら、かなりアレな人なので可能な限り関わらないようにしましょう。
あと、質問する場合は「質問の仕方」にも気をつけましょう。これについては別記事を作成する予定です。
「ごめんなさい」が言えない人
これは新人とか若手には少ないですが、逆にある程度経験を積んだ中堅以上の人にちょいちょい見られます。
仕事に限らず、あなたの周りにもこんな人いませんか?
- 自分のミスを認めない
- 指摘されると逆ギレする
- あれこれ言い訳してウヤムヤにする
- 他の誰かに責任を押し付ける
有り体に言って「最悪の人」ですよね。
可能ならば一緒に仕事したくないタイプです。
ところが、エンジニアとして仕事してると、割と普通にいたりするんです、こういう人。
上の例まで極端じゃなくても、ちょっとしたミスで周りに迷惑かけてもヘラヘラして結局謝らないらなんてことはよくある話しです。
「自分の非を認める」というのに抵抗を感じることは理解できます。
でも、自分の誤りを認められない人とそれ以上成長できず、いずれもっと苦しい状況に追い込まれることになるでしょう。
人から指摘されることは、(相手との関係性や相手の言い方、性格にもよりますが、)自分を否定されるように感じてイラッとするこもあるでしょう。
そんな時こそ成長のチャンスと思い、ミスなら素直に「ごめんなさい」、アドバイスなら「ありがとうございます」と伝えられるようにしましょう。

仕事するということは、結局は人と人との関わり合いです。
一緒に働いて気持ちいい人と仕事したいと思うのは当たり前のことです。そう思ってもらえるように、最低限のコミュニケーションはとれるようになりましょう。
補足:知識や技術について
必要な資質には含めませんでしたが、
知識も技術も発想力もあるにこしたことはありません。
それを手に入れるために自分で勉強していく勤勉さも当然大事です。
が、その辺はなんやかんやで仕事しているうちに身についてきます。
むしろ身につくまで仕事を続けるために、今回紹介した2つの資質が必須かなと個人的に考えています。
なので、「今、知識がないから」エンジニアという選択肢をなくしてしまうのはもったいない。
せっかく興味を持ったなら、ぜひチャレンジしてみてほしいなぁと切に願います。
まとめ

なるほど、最初から知識はなくても続けるうちに身についてくる、と。
なんだか自分でもやっていけそうな気がしてきた!!

もちろん、勉強も大事で、自分で学ぶ姿勢も知識も大事ですが、「それだけ」で続けていくのはよっぽど飛びぬけたものがないと辛いですよ。
それよりももっと基本的なところで、 根気強く諦めずに作業できて、「普通の」コミュニケーションがとれればエンジニアとしてやっていける資質あり!と私は思いますよ!
エンジニアとして求められる資質とは、
- 根気強く行動を続けられて
- 相手を不快にさせないコミュニケーションがとれること
の2点です。
思っていたよりもハードルは低いと思いませんか?
興味があるならぜひチャレンジしてみましょう!
どうやったらエンジニアになれるの?
如月は1社目に就職する際は、大学の先輩に誘ってもらったので、ある意味縁故採用でした。
なので経験から参考になることはあまり言えませんが、今はエンジニア不足が囁かれております。
もし周りにエンジニアの人がいたら、思い切って未経験でも入れてもらえないか聞いてみるのもいいと思います。
周りにそんな人いないよ!という方はスクールを利用してみてはいかがでしょうか。
TECH::EXPERT
こちらは有名はTECH::EXPERTというスクールですね。
当然お金はかかりますが、14日以内なら全額返金保証もついているので、
いざ始めてみたら合わなかったな、となっても安心ですね。
費用は決して安くはないですが、エンジニアとして就職できちゃえばぶっちゃけ数か月でペイできます。
むしろ今後何年何十年と使える技術を手っ取り早く身に着けるには非常に効率がいいと思います。
ProEngineer
お金をかけずにやりたいなら、完全無料で就職支援もあるこんなスクールもあります。
自分が新卒の頃に知りたかった……
こちらはオンラインでの講義なので、スクールまで受講しに行かなくていいのも利点ですね。
DMM WEBCAMP
もう一つ、こちらも料金はかかりますが、就職・転職できなかった場合は全額返金保証がつき、
さらに条件を満たせば受講料の最大70%がキャッシュバックされるそうです。すごいね!
どれも無料でカウンセリングや進路面談など受けられるので、
まずは試しに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました!
如月でした。

ありがとうございました~!
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